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中澤WEB会員限定メルマガ 2021.1.25 配信

 

COLLECTION 15

 

◎株主資本主義→公益資本主義への転換期、日本での株主偏重イズムはオールディーズな残骸 いくら国内企業が努力して利益を出しても、配当金のかたちで外資やファンドにかっぱらわれている…という指摘は日に日に強くなっている。その際に実務的な議論となるのは会社法の改正だが、これを審議するべき団体として旗揚げした「危機管理・会社法・整備会議」が、菅内閣に移行して、森雅子から上川陽子に法相が変わったとたんに、ドカンと座礁している。根底には旧守派の自民議員が省内議論の場を握りつぶした場面が想定されている。

1970 年代にノーベル賞のミルトンフリードマンが提唱したアメリカ型の株主資本主義は大きく変化して修正されてきている。従業員や社会環境、公的貢献などの非株主である利害関係者をもっと重視する「ステークホルダーが実現できた豊かさと夢の総和こそが企業価値になってくる」と某大企業商社の社長が論を張って、世界基調のステークホルダー資本主義・公的資本主義への転換を訴えた一幕があったが、これがたった一回の会議だけで・・・・

 

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2021/01/25 株主資本主義→公益資本主義への転換期、日本での株主偏重イズムはオールディーズな残骸

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