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中澤WEB会員限定メルマガ 2021.1.4 配信

 

あけましておめでとうございます。

この原稿は 12/31 に入稿していただきましたので、新年の最初にお送りします。

 

COLLECTION 14

◎ここに来て 脱炭素の大波 ・第二次環境ブームがひたひたと迫ってくる 菅内閣が世界に後れを取るまいと 「脱炭素」社会への大舵 を切ってきた。

重工系のエンジニアリング企業も、これらの動きに対応して 二酸化炭素の吸収回収装置の生産 に舵を切り始めている。 石油業界は世間から白い目で見られ始めているが、製油所建設のプラント関連の企業は、これらの二酸化炭素吸収回収システムには精通している会社が多いのだ。

 

横浜に本拠を置く 日揮 はアルジェリアでガス田開発などの 二酸化炭素の分離回収技術 に長けており、 北海道内に自社の実験設備 を置いて石油系プラントに売り込んでいる。

 

三菱重工 は 火力発電所に二酸化炭素の回収装置 を売り込んだ実績もあるほか、 米国に世界最大規模の二酸化炭素回収プラント を売り込んだ経験もある。 川崎重工 も同様だ。 ところが、産業界のニーズはこれらの大規模な回収装置ではなく、温暖化ガスの排出を実質ゼロに持って行くカーボンニュートラルに傾きつつあり、これらの関連産業界が求めているのは、 「小型で簡単に設置できる回収装置だ」 という。 例えば、 木材チップによるバイオマス発電所や製鉄所、ごみ焼却処理場などで使える装置 が求められているというのだ。

 

三菱重工などは、頼みの綱だったジェット旅客機がコケたことや、ノウハウを積んでいた石炭火力装置が猛逆風下となってしまった恨みが・・・・

 

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2021/01/04 ここに来て 脱炭素の大波 ・第二次環境ブームがひたひたと迫ってくる

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